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変貌する日本の大学教授職 玉川大学出版部では、多くの教育問題の良書を発行している。本書もその一つ。いま、大学改革がいわれる中、日本の大学教授の役割はどう変わってきたのか。おかれている環境の変化、それに伴う、大学組織や生活の変化、また、研究の生産性や評価の問題につて、統計的データを使って、解析をしている。さらに、こうした中、今後どのような方向が必要であるかという展望についてもふれられている。大学教員を目指す若者に読んで欲しい本である。 学長 磯貝 彰 ※ 書評中の身分・表現は当時のものです。 |