講義映像 | 授業収録システムについて

English

授業収録システムについて

授業収録システム(旧:授業アーカイブシステム)トップページはこちら
図書館ホームページ[NAIST電子化資料]からもアクセスできます。

1. 概要

本学では、教育・研究に役立てるため、授業等を収録して公開しています。
令和6年3月からシステムが変更となり、従来の大学独自に開発した「授業アーカイブシステム」から動画プラットフォームPanoptoを使用する「授業収録システム」に移行しました。
授業収録システムでは、これまでの学外公開、学内者限定公開のほか、履修者・履修期間に限定した映像の公開が可能になり、「授業目的公衆送信補償金制度」を適用することでインターネットを利用した授業において第三者著作物を事前に許可を受けることなく利用することができます。

※教育関係者、有識者、権利者で構成する「著作物の教育利用に関する関係者フォーラム」から、教育現場での著作物利用のガイドラインとなる「改正著作権法第35条運用指針」が公表されています。リンク先をご参照の上、著作物の利用に当たってください。
第三者著作物の利用については、引用の要件を満たすことでこれまで通り学外公開、学内者限定公開も選択いただけます。
講義内での第三者著作物の利用方法、学生の利用の便等をご検討のうえ、ご選択ください。

2. 収録方法

授業収録システムは、シラバスに登録された日時で収録予約を行い、教室設置の固定カメラを使用して自動収録を行います。
講師とスクリーンを収めた授業等映像のほか、スクリーンに投影された資料も映像として収録します。
また、授業等の収録にはマイクからの音源を利用しますので、必ずマイクをご使用ください。
授業担当者は授業前に受講者に対して、授業が収録されていることを事前に周知ください。
なお、原則として収録時間の延長などは行いませんので、授業の開始・終了時間にご注意ください(2限連続の授業の場合は分割して収録されます)。

予約による自動収録とは別に、MP4等の動画を提供いただくことで、授業収録システムで公開することができます。
ハンディカメラや、ソフトウェアをインストールして自身のPCのカメラを使って録画することも可能です。
ハンディカメラの貸し出しを希望される場合は事前に下記問い合わせ先までご連絡ください。
その他、授業等にあたってご留意いただきたい項目を以下に掲載しておりますので、ご参照ください。

3. 収録対象


博士前期課程の授業かつ演習形式でないもののうち、講師の許諾が取れたものを収録・公開します。
その他にも、全学向けの講演会や一般向けの公開講座も講師の許諾が取れたものは収録・公開しています。
なお、収録対象となる教室は以下の計10教室です。対象外教室での収録・公開希望は下記問い合わせ先までご相談ください。
  • エーアイ大講義室(L1) [IS_L1]
  • 情報科学中講義室(L2) [IS_L2]
  • 情報科学中講義室(L3) [IS_L3]
  • Rethink バイオサイエンス大講義室 [BS_L1]
  • バイオサイエンス棟(L12) [BS_L2]
  • バイオサイエンス棟(C109) [BS_L3]
  • Rethink 物質創成科学大講義室 [MS_L1]
  • 物質創成科学中講義室(E318) [MS_L2]
  • 物質創成科学演習室(E207・208) [MS_L3]
  • ミレニアムホール (MH)

4. 収録依頼

収録対象教室で行われる授業等(演習形式のものを除く)について、以下のいずれかの方法で下記問い合わせ先に収録を依頼してください。

【授業】
必ず各授業科目の責任教員から回答してください。
公開範囲・公開期限は授業科目ごとに統一しますので、複数の講義担当者がいる場合は、全担当者が担当講義の公開可否や公開範囲等を把握してください。
【授業科目以外の講演等】
【上記の入力フォームが利用できない場合】
収録に際しての詳細、手続き等については以下をご参照ください。

5. 編集

原則として学術情報課で収録映像(期間限定コンテンツ)の編集作業は行いませんが、担当教員には授業収録システムによる編集権限を付与しますので、必要に応じて編集いただけます。
編集では、映像の部分削除等が可能です。編集方法については、Panopto操作マニュアルをご参照ください。
TAの方による編集を希望される場合は、下記問い合わせ先までご連絡ください。

6. 公開

公開範囲は、誰でも視聴することのできる「一般公開」、学内構成員のみが視聴することのできる「学内者限定公開」、もしくは授業の履修者のみが視聴することのできる「履修者限定公開」(授業のみ)の3通りからの選択となります。
なお、[履修者限定公開」を選んだ場合、履修登録していない学生は履修前の試聴をすることができなくなります。予めご了承ください。
公開期限は「9月末まで」、「3月末まで」、「アーカイブとして長期保存」の3通りからの選択となります。なお、公開範囲で「履修者限定公開」を選択している場合は、公開期限は「履修期間のみ」となりますのでご了承ください。
各科目の公開情報・リンク先につきましては、こちらをご確認ください。

注意: 履修者限定公開を選択し、「授業目的公衆送信保証金制度」を適用した場合、実施調査の際に、授業等で利用した著作物の報告を求められる場合があります。
調査対象は授業収録だけではなくシラバスに掲載した資料等も対象になります。使用した第三者著作物の出典等を管理し、調査実施時にはご協力をお願いします。
また履修期間に限定しない利用は本制度の対象外となります。シラバスに掲載した資料に本制度を適用する際には、履修者への公開期間の管理にもご注意ください。
(※引用による著作物の利用(引用の要件を満たしているもの)は調査の対象外となります。)

7. 配信

収録映像は授業収録システムで配信されます(希望によりライブストリーミング配信を行うことも可能)。
なお、授業収録システムに保存されている映像は2年程度で削除されます。そのため、アーカイブとして長期保存する映像については、一定期間後に図書館システムによる配信に切替えます。
期間限定利用のコンテンツは図書館ホームページでの蔵書検索の対象となりませんので、ご注意ください。

8. 統計

公開された授業等については閲覧回数等の統計情報を出力することが可能です。
出力方法については、Panopto操作マニュアルをご参照ください。

9. その他

・時間割変更・教室変更・休講等が発生した場合は、必ず事前に下記問い合わせ先までご連絡ください。連絡がない場合、収録できませんのでご注意ください。
・希望により、授業収録システムによるライブストリーミング配信を行うことができます。希望がある場合は下記問い合わせ先までご連絡ください。