光パルスで分子を調べる:誘導ラマン効果とその顕微鏡への応用

光パルスで分子を調べる:誘導ラマン効果とその顕微鏡への応用

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ヒカリパルス デ ブンシ ヲ シラベル : ユウドウラマンコウカ ト ソノ ケンビキョウ ヘ ノ オウヨウ

小関 泰之

生駒 : 奈良先端科学技術大学院大学, 2015.12

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Contents Intro.

われわれはものを見るとき、その色や形から見分けています。ですから、透明な ものを見分けるのは難しいわけです。透明なものの性質を、別の形の 「色」と して見せてくれるものにラマン効果があります。ラマン効果を使うと、物質の分 子振動の情報を使って、透明な試料をカラーで可視化すること ができます。従 来、ラマン効果は発生効率が低く、その検出には長い時間がかかっていました。 最近、光パルスを用いてこのラマン効果を効率良く発生 させることで、透明な 生体をリアルタイムで可視化する顕微鏡が開発され、生物学・医学への応用が進 められています。本講義では、光パルスを使った ラマン効果のひとつである誘 導ラマン効果と、その顕微鏡への応用について紹介します。

Volume No.

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1

  • LA-M-R[MPDASH][Mobile]

M013220

Details

Publication year

2015

Form

電子化映像資料(1時間26分49秒)

Series title

光ナノサイエンス特別講義 ; 平成27年度

Note

講演者所属: 東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻

講演日: 平成27年12月14日

講演場所: 物質創成科学研究科大講義室

Country of publication

Japan

Title language

Japanese (jpn)

Language of texts

Japanese (jpn)

Author information

小関, 泰之 (オゼキ, ヤスユキ)