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ショクブツ ガ タヨウ ナ シソン オ ノコス タメ ノ センリャク
高山誠司
生駒 : 奈良先端科学技術大学院大学, 2008.10
授業アーカイブ多様性を失った生物種は、急速に絶滅への道を辿り始めます。植物は昆虫等を介して様々な花粉と受精することで多様な子孫を残しています。この時、もし自己の花粉と受精してしまうと多様性は逆に失われてしまいますが、多くの植物は自殖を回避する仕組みを進化させています。植物はどうやって自己の花粉を見分けて排除しているのか、かつてかのダーウィンをも驚かせたこの植物の不思議な仕組みについて、最新の研究状況を紹介します。