内容紹介

信じがたいことだが，体の外に色や音はない。あるのは，ものが出す電磁波や空気波などの物理量だ。電磁波が目に届くと赤いリンゴが見える。空気波が耳に届くと人の声が聞こえる。外の物理世界を「第一の外」とすると，色や音がある世界は「第二の外」というべきもので人の脳が生む仮想現実だ。「第一の外」が届く時，「第二の外」がいかにして生じるか。ここでは，新たな枠組みで，そのしくみを説明する。

詳細情報

刊年

2006

形態

電子化映像資料(1時間37分51秒)

シリーズ名

情報科学研究科・ゼミナール講演 ; 平成18年度

注記

講演者所属: 京都大学大学院情報学研究科

講演日: 平成18年12月11日

講演場所: 情報科学研究科大講義室

標題言語

日本語 (jpn)

本文言語

日本語 (jpn)

著者情報

小林, 茂夫 (コバヤシ, シゲオ)