目次あり
ソフトマター ノ コウゾウ ト ダイナミクス~ ヒカリ サンラン ニ ヨル ドウテキ コウゾウ カイセキ ト キョウメイ エックスセン サンラン ニ ヨル チョウコウゾウ カイセキ~
高西陽一
生駒 : 奈良先端科学技術大学院大学, 2014.10
授業アーカイブ液晶は応用で表示素子として注目を浴びてきたが、学術的にもソフトマター研究の代表的な対象物の1つである。本セミナーでは講演者の最近の研究 成果2点について紹介する。1)発現起源の異なる液晶の混合系におけるナノ相分離構造について、光散乱による動的情報から特徴的な構造サイズを評価し、放射光超小角X線回折 と合わせてその構造の詳細を解析した。2)ある種のキラル液晶では反強誘電性と強誘電性が発現し、その拮抗により副次相が複数出現する。これまで世界的に認知された副次相は2つ迄で あったが、共鳴X線散乱という系の対称性を考慮した微細構造解析法で、第3,第4の副次相の存在を初めて決定的にした。
2014
電子化映像資料(1時間6分44秒)
光ナノサイエンス特別講義 ; 平成26年度
講演者所属: 京都大学大学院理学研究科
講演日: 平成26年10月1日
講演場所: 物質創成科学研究科大講義室
日本語 (jpn)
日本語 (jpn)
高西, 陽一 (タカニシ, ヨウイチ)