セイセイ モデル アプローチ ニヨル オンキョウ シンゴウ ショリ
亀岡弘和
生駒 : 奈良先端科学技術大学院大学, 2012.12
授業アーカイブ音声や音楽を対象とした音響信号処理の問題の多くは逆問題である。例えば、音源分離は、複数の音源から発せられた音響信号が重畳されるプロセスを順問題とした逆問題と捉えることができるし、音声特徴量抽出は、音声信号が物理的なメカニズムによって生成されるプロセスを順問題とした逆問題と捉えることができる。このように音響信号処理の問題は、観測信号(「結果」)から、背後で起こっていたらしい現象(「原因」)を推定する問題と見なせるものが多く、生成モデルアプローチが非常に有効である。本講演では、生成モデルアプローチとは何かを解説し、著者の研究事例の紹介を交えながら、音声や音楽を対象とした音響信号処理分野において生成モデルアプローチがこれまでどのように用いられ、どう役立ってきたかを概説する。
2012
電子化映像資料(1時間36分19秒)
情報科学研究科・ゼミナール講演 ; 平成24年度
講演者所属: 日本電信電話株式会社
講演日: 平成24年12月18日
講演場所: 情報科学研究科大講義室L1
日本語 (jpn)
日本語 (jpn)
亀岡, 弘和 (カメオカ, ヒロカズ)