光励起高密度電子正孔系における光学およびテラヘルツ光吸収スペクトル

光励起高密度電子正孔系における光学およびテラヘルツ光吸収スペクトル

目次あり

ヒカリ レイキ コウミツド デンシ セイコウケイ ニ オケル コウガク オヨビ テラヘルツ ヒカリ キュウシュウ スペクトル

稲垣剛

生駒 : 奈良先端科学技術大学院大学, 2012.6

授業アーカイブ

巻号情報

全1件
No. 刷年 所在 請求記号 資料ID 貸出区分 状況 予約人数

1

  • LA-M-R[MPDASH][Mobile]

M010311

内容紹介

光によって半導体中に励起された電子と正孔は、励起光の強度が十分に弱い場合、クーロン引力の為に励起子と呼ばれる束縛状態を作る。励起子のボーズ・アインシュタイン凝縮(BEC)状態は、平均励起子間距離が熱的ドブロイ波長程度になる低温で実現されると考えられている状態であるが、低温かつ高密度に励起子を生成することが難しかったために、この状態に到達したと誰もが認めるような実験はこれまで存在しなかった。しかし、近年の実験技術の進歩に伴い励起子BEC状態に到達したと示唆される実験が報告された。本講義では、励起子のボーズ・アインシュタイン凝縮状態と電子正孔BCS状態のクロスオーバーを可視光吸収、フォトルミネッセンスおよびテラヘルツ光吸収スペクトルの観点から議論する。

詳細情報

刊年

2012

形態

電子化映像資料(1時間11分57秒)

シリーズ名

光ナノサイエンス特別講義 ; 平成24年度

注記

講演者所属: 本学物質創成科学研究科准教授

講演日: 平成24年6月22日

講演場所: 物質創成科学研究科大講義室

標題言語

日本語 (jpn)

本文言語

日本語 (jpn)

著者情報

稲垣, 剛 (イナガキ, ツヨシ)